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京都産業保健総合支援センター メールマガジン1月(222)号 2020/1/6
発行:京都産業保健総合支援センター 所長 松井 道宣
ホームページ:https://www.kyotos.johas.go.jp/wp
謹んで、新年のお慶びを申し上げます。
旧年中は、ご利用者並びに関係団体の皆様には、当センターの事業運営にご理解とご支援を賜り厚くお礼申し上げます。
今後も、より一層皆様のご要望に応えられますよう職員一同努めてまいりますので、本年も昨年同様ご利用いただきますようお願い申し上げます。
また、メールマガジンにつきましても、皆様のお役に立てるよう内容の充実に努めて参りますので、引き続きご愛読の程、よろしくお願い申し上げます。
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1)厚生労働省「労働安全衛生法関係の届出・申請等帳票印刷に係る入力
2)厚生労働省 有害物ばく露作業報告対象物(令和2年対象・令和3年報告)
3)京都市 無料で風疹抗体検査・予防接種が受けられます!
◇ ストレスチェックについての私見 -続編- ◇
産業保健相談員(医学) 坂田 晃一
新年明けましておめでとうございます。年始にあたって望ましいテーマと考えましたが、思いあぐねた結果、新任挨拶(16年4月)の際に書いたテーマの続編として、ストレスチェック(以後SCと表記)の目的の1つである職場環境改善について書きたいと思います。
これについては、まだ多くの事業所がどうしていいか困っているという印象があります。初めは、外部専門業者に委託し職場診断結果の見方説明会のようなものを開催することが多いようですが、その次のステップをどうしていいかわからないという感じです。研修会などで、従業員参加型で行う方法が自治体や医療機関で有効だったと耳にしますが、私も過去に外部専門機関に委託して従業員参加型を体験し、それを自分で実施しようと試みるも事業所全体への展開には持っていけなかった苦い経験があり、なかなか手を出しにくいという印象です。
今、自分の関わる事業所では、集団結果説明会(2時間、グループワークを含む)または産業医との個別面接(所用時間30分と書いてます)の選択制を始めてみました。当初は結果を確認しておき、「どうしたらいいですか?」と言われても何点か言えるように準備しておいたのですが、実際に始めてみると「自分はこう考えているのですが、どうでしょう?」「すでに〇〇を始めました。」というやり取りが多く、非常に有意義な意見交換という印象です。結局、我々が健康診断の時にやってしまいがちな「指摘して改善させたい」という間違いを再び行おうとしていました。実際の健康診断でも、結果について健康管理スタッフが「悪い」と指摘して一方通行の指導を行っても改善しないことはよくあります。SCの職場診断結果も健康管理部門(または他の部門)が悪いところを指摘しても同じ結果になってしまうのではないでしょうか。やはりキーパーソンは管理監督者であり、自らが気づき、できることから継続的に改善することが重要だと感じています。そのためにもSCによる職場改善活動と名をうってやるより、 「年間活動計画に職場環境改善項目も1つ以上入れましょう」というような普段の活動に組み込むことが得策ではないかと思っているところです。
◇ ダイエット ◇
メンタルヘルス対策促進員 宮本 理惠子
皆さん、ダイエットと言えば、「辛い」「続かない」「なかなか痩せない」等のイメージがあるのではないでしょうか。実際ダイエットの経験がなくても、ダイエットしたい、ダイエットしなければと考えた事は、おありかと思います。先日、インターネットでダイエット方法を探してみました。
・運動なし 食事制限なし、熟成酵素で1か月10キロ減
・1日1食、ダイエット食品に置き換えるだけ
・筋力をつけて基礎代謝あげる
・半身浴・快便
・ジムでトレーニング 等々
数々のダイエットがありますが、何が自分に合うかは、なかなか分かりませんよね。
サッカー界のレジェンド三浦知良さんは、体の切れを取り戻すために体脂肪を落とす食事に変え、徹底して脂肪の排除を行ない、体脂肪率は驚異の9%台とのこと。唐揚げは匂いを嗅ぐだけの徹底ぶりとか。
目的と目標は人それぞれですが、成功した人、成功しなかった人、成功したけれどリバウンドした人もいます。
私自身のことをちょっとご紹介(暴露)します。若い頃(16歳の時に1年間で46㎏から60㎏になり)、一大決心しダイエットに取り組みました。しかしながら、そううまくは行きません。
ダイエット→リバウンド→絶望→ダイエット→リバウンド→絶望→ダイエット→体調不良→ダイエット→・・・を繰り返し24歳の時に46㎏に戻りました。私の取組んだダイエットは以下の通りです。
1.ダイエット体操・・・・根性がなかったので途中で断念
2.りんごダイエット・・・限界があるので断念(少し効果はあった)
3.みかん1日1個・・・・5日目に★が見えて倒れ断念(しかしながら痩せた)
4.生姜ダイエット・・・・全く効果なし
5.炭水化物の制限・・・・まあ、効果があったが続かない
6.低脂肪の食事・・・・・美味しくなくて、続かない
7.その他
このようなありきたりなダイエット方法で(かなり不健康)、徐々に体重を落とした私ですが、極めつけが一気に8キロ痩せたことがあります。それは、「食べなかっただけ」というなんと無謀な方法でした。1日卵焼きとサラダとこんにゃくだけの生活をかなりの期間続けました。ここまでくると「食べるのが怖い」と拒食症?そして、ついに生理がなくなってしまい(妊娠ではない)これは、まずいと思いダイエットを止めましたが時すでに遅し、それから1年間戻りませんでした。
その影響は大きく、年齢を重ねるにつれて、標準年齢より肌はポロポロ、シワシワ、ユルユル、タルタルとなり美貌と“さようなら”いたしました。骨はスカスカとなり行く末不安な現在に至ってます。
細ければ良いのではなく、健康的に魅力的に痩せなければいけませんね。
最後に!!
ダイエットの成功のカギは、「根性」と「継続」である。
そしてやはり、健康が一番です。
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◇ メンタルヘルス対策支援サービスについて(無料)◇
メンタルヘルス対策促進員が事業場に赴き、お手伝いいたします。
・管理監督者教育への講師派遣
・若年労働者教育への講師派遣
・「こころの健康づくり計画」策定に関する支援
・「職場復帰支援プログラム」作成に関する支援
・ストレスチェック制度の導入や実施後の職場環境改善等に関する支援
詳 細→ https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/mental
お申込→ https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/mental-s.pdf
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◇ 治療と仕事の両立支援サービスについて(無料)◇
当センターでは、治療を受けながら仕事を続けたい方、両立支援に取り組む事業場の方からの相談に応じています。
→ https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/ryoritsu
*出張相談窓口を開設しております。【要予約】
・京都大学医学部附属病院 毎月第3水曜日( 9:30~12:30)
・京都府立医科大学附属病院 毎月第2木曜日(10:00~12:00)
・宇治徳洲会病院 随時
・市立福知山市民病院 随時
・京都市立病院 随時
・京都医療センター 随時
・京都第一赤十字病院 随時
・京都岡本記念病院 随時 (2019.10より)
・京都桂病院 随時 (2019.11より)
・京都第二赤十字病院 随時 (2019.11より)
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◆産業保健に関する各種研修会のお知らせ◆
https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/training
※R2.1~3月開催研修会を掲載しております。奮ってご参加下さい。
※当センターが実施する「産業医研修会」について、付与できる単位は「生涯研修」のみとなります。
「基礎研修」を受講される方は、京都府医師会主催の研修会をご覧ください。→http://www.kyoto.med.or.jp/member/sports/index.html
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