バックナンバー

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京都産業保健総合支援センター メールマガジン 244号 2021/11/1

        発行:京都産業保健総合支援センター 所長 松井 道宣
        ホームページ:https://www.kyotos.johas.go.jp/wp
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      当センター主催 産業医研修会ついて

       11月開催研修会  申込受付中

       12月開催研修会  未定

〇座席数の関係上、産業医以外の方の参加はお断りさせていただきます。また、単位の更新期限が近い方を優先してご案内する場合がございます。

〇キャンセル待ちについて、一定数以上となりましたらお断りさせていただきます。

〇欠席される場合は必ず事前にご連絡をお願いします。無断で欠席された場合、次回の参加申込をお断りさせていただくことがございます。

〇研修会が中止となった場合、電話でのご連絡は行いません。ホームページへの掲載、メールまたはFAXによるご連絡のみとさせていただきますのでご了承願います。

〇京都府在住、または在勤以外の方の参加はご遠慮願います。

 ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解、ご了承のほどよろしく
お願い申し上げます。

     
 *日本医師会の産業医情報(資格更新の特例措置、研修会等)
  → https://www.sangyo-doctors.gr.jp/information/10.html

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      産業保健スタッフ研修会のご案内

 ■コロナ禍で見直したい産業現場での糖尿病管理 
    ~特に治療や血糖モニタリングの進歩を踏まえて~
  日時:令和3年11月11日(木) 14:00~16:00
  講師:なかじまちあき内科クリニック 院長 中嶋 千晶 先生

 ■職場のハラスメント対策向上編 
   ~『これってパワハラですよね』と言われた時に~
  日時:令和3年11月17日(水) 14:00~16:00
  講師:京都産業保健総合支援センター 相談員 辰巳 朋子 

 お申込み: https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/training#training02
              ※日医認定産業医の単位は付与されません。

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◇ 京都産業保健総合支援センター ホームページ情報 ◇

1) 過労死等防止推進シンポジウムのご案内
2) 治療と仕事の両立シンポジウムのご案内
3) 厚生労働省 企業向け新型コロナウイルスに関するQ&A
4) 厚生労働省 労働者向け新型コロナウイルスに関するQ&A

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◇ 兼業・副業の労働時間管理について  ◇
     産業保健相談員(労働衛生関係法令) 玉泉 孝次

 昨今、兼業・副業が勧められており、収入増加を図るため、活躍の場を広げるため、スキルアップのためなど様々な目的から増えています。兼業と副業の違いは明確ではありませんが、ここでは労働者が他の企業で働く場合を兼業とします。

 従来兼業については、原則不可、例外的に許可制というのが一般的でした。というのは、兼業による過重労働の可能性、情報漏洩のリスク、労働時間の通算による時間外労働時間管理、過重労働になった場合の安全配慮義務のリスクなどがその理由です。

 特に労働時間の通算については、例えば、先に労働契約を締結した企業Aで所定労働時間6時間契約し、後から労働契約を締結した企業Bで所定労働時間2時間契約した場合に、Aで1時間所定外労働をした場合はAがその1時間分に対する割増賃金の支払い義務があることになっているなど、時間外・休日労働時間の管理、割増賃金の支払いにおいて非常に複雑なことになっていました。

 そこで、厚生労働省から「副業・兼業の促進に関するガイドライン」(2018年1月策定、2020年9月改定)が出され、時間外・休日労働時間の算定、割増賃金の支払い義務に関して「管理モデル」方式が示されました。これは、A社の法定外労働時間とB社の労働時間(所定労働時間及び所定外労働時間)とを合計した時間数が単月100 時間未満、複数月平均 80時間以内となる範囲内において、各社の労働時間の上限をそれぞれ設定し、各々がその範囲内で労働させるとするものです。この方法ですと、労働時間管理、割増賃金の管理は簡便になります。

 兼業を推進される企業においては、従来の方式、管理モデル方式にかかわらず、このガイドラインを参考に進めるようにしてください。

 なお、労働安全衛生法で長時間労働者の労働時間等について産業医に通知する義務がありますが、労働安全衛生法には労働時間の通算の規定はないため、それぞれの企業での時間外・休日労働時間で通知義務が発生します。

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◇ 湯船につかってリラックス♪ 良い睡眠を ◇
    メンタルヘルス対策促進員  三岡 千賀子

 今年は、甲府地方気象台の富士山初冠雪(1日の平均気温が最高となって以降、初めての冠雪を観測した日)が9/7から9/26に見直されるなど残暑が厳しく、京都市でも10月に最高気温が30度を超える真夏日が続きました。

 コロナ禍のマスク着用、こまめな換気の環境はいっそう暑く感じられ、毎日の入浴をシャワーですませたい誘惑に駆られました。

 入浴は、身体の清潔を保つことのほか、身体を温め血行を促進し、疲労を取り除き心身をリラックスさせる効果があります。

  • ◎睡眠の質を高めるなら就寝前に入浴

 睡眠と体温の変化は密接に関係しています。体の中心部の体温が下がる
 と眠くなるため、入浴で上がった体温が下がるタイミングで就寝すると
 入眠が促進され、深睡眠が増加するなどの効果があります。良い睡眠の
 ためには入浴の90分後を目安に就寝を。

  • ◎お湯の温度は40度程度、湯船につかる時間は10~15分が目安

 40度程度のお湯につかると、リラックス効果が高まります。副交感神経
 が優位になり心身がリラックスしますが、42度以上のお湯は、交感神経
 が刺激され入眠が妨げられます。長くお湯につかりすぎると熱中症や
 脱水症になる可能性もあります。10~15分程度が目安です。

  • ◎リラックス効果を高めるには

 好きな香りのアロマオイルを数滴たらしたり、香りや効能にこだわった
 入浴剤を使うことも効果大。香りや色からリラックス効果を高めること
 ができます。入浴剤で温泉めぐりを楽しむのもいいかもしれません。

  • ◎朝の目覚めは42度程度の熱めのシャワー

 朝は血圧が上がりやすいため、入浴は脳卒中や心筋梗塞の発症リスクが
 高まります。朝はシャワーがおすすめ。朝に熱めのシャワーを浴びると
 交感神経が優位になり、頭も目覚めて活動モードになります。

 一日の疲れはぬるめのお風呂にゆったりとつかって、ぐっすり眠って解消しましょう。

【参考】「健康づくりのための睡眠指針2014」厚生労働省 ほか

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◇ メンタルヘルス対策支援サービスについて(無料)◇

 メンタルヘルス対策促進員が事業場に赴き、お手伝いいたします。

 ・管理監督者教育への講師派遣
 ・若年労働者教育への講師派遣
 ・「こころの健康づくり計画」策定に関する支援
 ・「職場復帰支援プログラム」作成に関する支援
 ・ストレスチェック制度の導入や実施後の職場環境改善等に関する支援

 詳 細→ https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/mental
 お申込→ https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/mental-s.pdf

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◇ 治療と仕事の両立支援サービスについて(無料)◇

当センターでは、治療を受けながら仕事を続けたい方、両立支援に
取り組む事業場の方からの相談に応じています。
https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/ryoritsu

*出張相談窓口を開設しております。【要予約】
 ・京都大学医学部附属病院  毎月第3水曜日( 9:30~12:30)
 ・京都府立医科大学附属病院 毎月第2木曜日(10:00~12:00)
 ・宇治徳洲会病院      随時
 ・市立福知山市民病院    随時
 ・京都市立病院       随時
 ・京都医療センター     随時
 ・京都第一赤十字病院    随時
 ・京都岡本記念病院     随時
 ・京都第二赤十字病院    随時
 ・京都府立医科大学附属病院 北部医療センター  随時

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◆京都産業保健総合支援センターご利用案内◆
 https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/about
◆相談のご案内◆
 https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/consultation
◆研修・セミナーのご案内◆
 https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/training
◆図書・教材のご案内◆
 https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/material
◆産業保健新着情報◆
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◆メールマガジン(バックナンバー)◆
 https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/mailmagazine/back-number
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発 行 人 :松井 道宣   編 集 人 :清水 和義
編集協力:産業保健相談員・メンタルヘルス対策促進員・両立支援促進員
発行/配信:京都産業保健総合支援センター https://www.kyotos.johas.go.jp/wp