バックナンバー

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京都産業保健総合支援センター メールマガジン 246号 2022/1/4

        発行:京都産業保健総合支援センター 所長 松井 道宣
        ホームページ:https://www.kyotos.johas.go.jp/wp
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謹んで、新年のお慶びを申し上げます。

 旧年中はご利用者並びに関係団体の皆様には当センターの事業運営に
ご理解とご支援を賜り厚くお礼申し上げます。
 今後もより一層皆様のご要望に応えられますよう職員一同努めてまい
りますので本年も昨年同様ご利用いただきますようお願い申し上げます
 また、メールマガジンにつきましても、皆様のお役に立てるよう内容の
充実に努めて参りますので引き続きご愛読の程よろしくお願い申し上げ
ます。

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      当センター主催 産業医研修会ついて

       1月開催研修会  申込受付中
       2月開催研修会  未定

〇座席数の関係上、産業医以外の方の参加はお断りさせていただきます。
 また、単位の更新期限が近い方を優先してご案内する場合がござい
 ます。

〇キャンセル待ちについて、一定数以上となりましたらお断りさせて
 いただきます。

〇欠席される場合は必ず事前にご連絡をお願いします。無断で欠席された
 場合、次回の参加申込をお断りさせていただくことがございます。

〇研修会が中止となった場合、電話でのご連絡は行いません。ホームペー
 ジへの掲載、メールまたはFAXによるご連絡のみとさせていただき
 ますのでご了承願います。

〇京都府在住、または在勤以外の方の参加はご遠慮願います。

 ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解、ご了承のほどよろしく
お願い申し上げます。

 *日本医師会の産業医情報(資格更新の特例措置、研修会等)
  → https://www.sangyo-doctors.gr.jp/

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      産業保健スタッフ研修会のご案内

☆Web研修☆
『金属アーク溶接等作業の法規制で必要とされる措置等について』
  日時:令和4年1月24日(月) 14:00~15:30
  講師:京都産業保健総合支援センター 相談員 岡本 浩
  ※Zoom使用 

『TA心理学(交流分析)③脚本理論 3回シリーズ最終回』
  日時:令和4年1月25日(火) 14:00~16:00
  講師:(株)ホリスティックコミュニケーション 豊田 直子 氏
  ※集合研修ですが、感染状況によりWeb研修(Zoom)に変更に
   なることがございます。

☆Web研修☆

『安全衛生委員会の運営と安全衛生計画の策定について(Web研修)』
  日時:令和4年2月8日(火) 14:00~15:30
  講師:京都産業保健総合支援センター 相談員 桑村 明男
  ※Zoom使用 

詳細・お申込: https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/training#training02
      ※日医認定産業医の単位は付与されません。

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◇ 京都産業保健総合支援センター ホームページ情報 ◇

1) 厚生労働省 事務所衛生基準規則及び労働安全衛生規則の一部改正に
  ついて
2) 京都労働局『ハラスメント対応特別相談窓口』のご案内
3) 京都労働局『改正育児・介護休業法説明会』のご案内
4) 治療と仕事の両立支援オンライン地域セミナーのご案内
5)『過重労働解消のためのセミナー』のご案内

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◇ WEBを使った産業医活動を行って思ったこと ◇
     産業保健相談員(産業医学) 坂田 晃一

 産業医活動の中でWEB面接ということが既に当たり前のようになってきており、メリットやデメリットを感じつつ業務を行っているところだと思います。その中で私自身が強く感じたことは、産業保健分野の情報一元化管理が思った以上に遅れているということです。

 産業医面接の多くは、問診結果、健診結果、診断書などの情報を確認した上で実施することが大半です。実際にコロナ禍になってWEB面接を行う際に、健診結果は健診システム、面接記録や診断書等は個人ファイルとなっていることが多くみられました。ただ、この個人ファイルが曲者で、面接記録、各種問診票、個人的に受診した人間ドック結果、精密検査結果、診断書等がただ入っている状態のものも多く、種類別に時系列に並んでいるだけでも有難いという現状です。これが出務先の会社であれば、個人ファイルから事前に情報を確認してから頭の中で一元化(?)してから面接を行ったのですが、もし、自宅等でWEB面接を行うとした場合に、厚い個人ファイルが山積みで送られてくるとなると恐ろしいことだったと思われます。また面接後、今回自分が記録した面接結果が再び個人ファイルというブラックボックスに入ってしまうことになります。

 医療機関の大半が電子カルテ化(電子情報の一元化)がなされている時代に、産業保健領域ではその環境には程遠いという現実に直面しています。これは大企業であっても例外ではありません。多くの企業では何十年も前からの個人結果表などが部屋いっぱいに山積みされており、時々、ペーパーレス化という言葉は聞きますが、何らかの抵抗勢力により先延ばしになっているということがよく聞かれます。今、産業保健に入ってきている新人方は、電子カルテしか知らない世代です。その人たちがこの現状をみてどのように感じているのでしょうか。中堅からベテランといわれる産業保健職が今取り組むべき課題はここにあると思われます。

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◇ 気づいて耳の不調 ◇
     メンタルヘルス対策促進員  和田 昌子

事業所訪問のなかで、従業員やご自身のメンタル不調、体調不良を相談されることが、このコロナ禍増えました。その中で最近、特に最近気になるのが、【難聴】の話です。最初は、同年代の中高年の方だと、「だんだん、聞こえづらくなりますよねー」と自分自身に重ね合わせて話を聞いていましたが、最近、若年層や、ストレスが原因の突発性難聴の話も度々聞くようになりました。調べてみると、難聴は ① 加齢性難聴 ② ストレスなどによる突発性難聴  ③ イヤホンが原因のイヤホン難聴に分けられ、新型コロナウイルスの感染拡大に伴うテレワーク(在宅勤務)や、一人でするジョギング、ウォーキングなどで、ヘッドホンやイヤホンを使う機会が増えたことによるイヤホン難聴が話題になっているようです。実際に、コロナ禍で、シート越し、マスク越し、聞こえにくくても、仕方ないなあと不調を無視していると、もしかしたら、難聴の始まりかもしれません。治療が遅れると、聴力が失なわれる恐れもあるので、早めの医療機関の受診が大切です。

最近、カウンセラー仲間の友人が、ストレスによる突発性難聴になり、右耳が聞こえなくなりました。陸橋を渡っていたら、後ろから子供が走ってきてぶつかり、上段から下まで転がり、骨折したとのこと。周りの人が危ないと声をかけてくださったようですが、聞こえなかったということです。片方でも聴力を失うのはとても危険なことです。イヤホンの大音量で音楽を聴きながら歩くのも危険です。ながらスマホで歩く人も多く、後ろからぶつかってこられては、なかなか避けられません。

このコロナ禍、ご自身の耳を労りましょう。

長い時間、ヘッドホンをしない。大音量で音楽などを聴き続けないことも大事です。たまには、静かなところで耳を休ませませんか?

せっかくの京都、鴨川の流れに耳を澄ます。寺院の散策中、鳥のさえずりに耳を傾けることも、ストレスの軽減に役立つはずです。

このコロナ禍、ご自身の身体からのSOSを早めにキャッチしましょう。

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◇ メンタルヘルス対策支援サービスについて(無料)◇

 メンタルヘルス対策促進員が事業場に赴き、お手伝いいたします。

 ・管理監督者教育への講師派遣
 ・若年労働者教育への講師派遣
 ・「こころの健康づくり計画」策定に関する支援
 ・「職場復帰支援プログラム」作成に関する支援
 ・ストレスチェック制度の導入や実施後の職場環境改善等に関する支援

 詳 細→ https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/mental
 お申込→ https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/wp-content/uploads/2019/06/mental-s.pdf

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◇ 治療と仕事の両立支援サービスについて(無料)◇

当センターでは、治療を受けながら仕事を続けたい方、両立支援に
取り組む事業場の方からの相談に応じています。
https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/ryoritsu

*出張相談窓口を開設しております。【要予約】
 ・京都大学医学部附属病院  毎月第3水曜日( 9:30~12:30)
 ・京都府立医科大学附属病院 毎月第2木曜日(10:00~12:00)
 ・宇治徳洲会病院      随時
 ・市立福知山市民病院    随時
 ・京都市立病院       随時
 ・京都医療センター     随時
 ・京都第一赤十字病院    随時
 ・京都岡本記念病院     随時
 ・京都第二赤十字病院    随時
 ・洛和会音羽病院      随時
 ・京都府立医科大学附属病院 北部医療センター  随時

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◆京都産業保健総合支援センターご利用案内◆
 https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/about
◆相談のご案内◆
 https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/consultation
◆研修・セミナーのご案内◆
 https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/training
◆図書・教材のご案内◆
 https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/material
◆産業保健新着情報◆
 https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/archives/news
◆メールマガジン(バックナンバー)◆
 https://www.kyotos.johas.go.jp/wp/mailmagazine/back-number
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発 行 人 :松井 道宣   編 集 人 :清水 和義
編集協力:産業保健相談員・メンタルヘルス対策促進員・両立支援促進員
発行/配信:京都産業保健総合支援センター https://www.kyotos.johas.go.jp/wp