健康情報"ほっと一息"
平安の思いを込めた京の地で 新たに誓う 安全と健康
副所長、今月のタイトルはいつもより長いですね。
10月23日(水)から25日(金)までの3日間、京都市で開催される「第78回(令和元年度)全国産業安全衛生大会」のテーマです。
どんな大会ですか?
労働安全衛生水準の向上及び我が国の労働災害撲滅に貢献する国内最大の安全文化の祭典です。
中央労働災害防止協会(中災防)主催、京都労働基準協会の協力で行われるんですね。
この大会は1932年(昭和7年)、当時の全国安全大会を前身として毎年1回開催されています。
昨年は横浜、一昨年は神戸と、秋に開催されていますが、なんと!京都で開催されるのは初めてなんです。全国から約1万人を超える労働安全衛生関係者が集まるんですね!
はい。研究成果について相互研鑽し、新しい知見や観点を高めあう「他から学ぶ」「他から気づく」場なのです。
どんな企画があるのですか。
1日目は総合集会として労働安全衛生水準の向上に寄与された功績者に対する表彰・特別講演があります。2日目、3日目は15の分科会において、「ISO450011)やJISQ451002)の動向」「産業現場におけるIoTやAI」「人生100年時代いかに元気で働くか」など、約300題の充実したプログラムが企画されています。
同時開催で「緑十字展2019~働く人の安心づくりフェア~」も行われますね。
国内最大の安全衛生保護具・機器の展示会です。
色んな新しい製品を知ることができて視野が拡がりそうですね。
その中に混じって、当センターも産業保健に関する情報提供のブースを出展します。
普段なかなか体験できない血管年齢測定や内臓脂肪測定を行います。
さらに!産業保健ハンドブック(令和元年9月1日発行)や爪切りなどのお土産セット(手提げ袋つき)も準備してお待ちしてます。ぜひお立ち寄りください!
- 1)
- 労働安全衛生マネジメントシステムの国際規格
- 2)
- ISO45001に4S(整理・整頓・清潔・清掃)活動や危険予知(KY)活動といった安全衛生活動や、働く人の健康確保の取組みなどを加えた日本独自の規格。
- 【参考資料】
- 中央労働災害防止協会HP「全国産業安全衛生大会」
https://www.jisha.or.jp/taikai/index.html