健康情報"ほっと一息"
腰痛や 肩凝り解消に ストレッチング
所長、寒い冬は血流が悪くなって筋肉も硬くなるし腰痛や肩凝りに悩む人も多いですね。
そんな人はじっとするよりストレッチングしましょう！
今月のテーマは「ストレッチングの効果」ですね。
腰痛や肩こりは筋肉が緊張することによって引き起こされます。
これを予防するためには、筋肉を良い状態に保つことが大切です。「筋肉の柔軟性を保つ」「筋肉の血流量を増やす」「気持ちをリラックスさせて筋肉の緊張を低下させる」ことが必要なんですね。
そう。ストレッチングはそれらのことに対して、とても効果的で安全面でも優れています。
ストレッチングの効果をまとめると
①疲労回復筋肉の血流量が増加することで筋肉内の疲労物質が排除され、酸素などの供給がスムーズに行われます。②けがの予防筋肉の柔軟性が増すことで、筋肉そのものが効率よく収縮と弛緩を繰り返すことができます。また、関節の可動域が拡がるために可動域に余裕が生まれ動きがスムーズになり、肉離れや腱鞘炎などの予防につながります。③リラクゼーション筋疲労が緩和され、筋興奮を抑えることができ、気持ちをリラックスさせることができます。筋肉が「張ってるな～」とか「凝ってるな～」と感じた時や、気分転換したいときにはストレッチングですね。
それだけでなく、積極的に筋肉を良い状態にしておくためには、筋肉に違和感がなくても、休憩時間や作業の合間にやるといいですよ。
1日の中でタイミングを決めて行うと、より効果的なんですね。
そう。筋肉の張りや凝りは週末や月末にまとめてではなく、その日のうちに解消する「当日決算主義」でいきましょう。
- 【引用文献】
- 中央労働災害防止協会 介護事業・運送事業における腰痛予防テキスト作成委員会
「運送業務で働く人のための腰痛予防のポイントとエクササイズ」（平成22年10月）
