産業保健コラム
粂 ゆかり
所属:社会保険労務士 粂ゆかり事務所
専門分野:特定社会保険労務士・産業カウンセラー・キャリアコンサルタント
『特別定額給付金』オンライン申請でやってみました
2020年6月1日
新型コロナウィルス禍の緊急経済対策として一律10万円を配る『特別定額給付金』の申請を、5月1日(オンライン申請が解禁日)にトライしてみました。
まさに『特別定額給付金はオンラインでできます』と総務省HPに掲載されてすぐでしたので、マイナポータルサイトにはストレスなく入れました。
そのまま画面の自動入力情報と『受給する』のチェックを確認し、銀行口座情報を手入力して送信ボタンを押しました。
『オンライン申請完了!』の表示画面を確認し、自動返信メールも受領して、「これで良し!」と思った瞬間にある疑問が。
「私は世帯主じゃない・・・。」
申請誤りに気付き取り下げをしようと思いましたが、取り下げ項目が見当たらずそのままほったらかしの状態にしていました。
3週間ほど経ったつい先日のこと、市の給付金担当者から、「オンライン申請は世帯主がまとめて行って下さい。」と電話連絡が入り平謝りしていたところ、「今からでしたら申請書がそろそろ届くはずですので郵送の方が早いですよ。」とアドバイスしていただきました。「はい、わかりました!有難うございます!」と元気よく電話を切ったのですが、それには理由があります。実はその前日に、『特別定額給付金申請書』と『国配布の布マスク』が自宅に届いていました。
各自治体の窓口担当者の丁寧な対応には本当に頭が下がります。一方で『国配布の布マスク』は住所地にポストイン配布のため、実は弊所事務所にも投函されており、私はマスクを二重取りしています。返却すべきか受け取っておくべきか悩み、時間を無駄にしてしまいました。
今か今かと待ち望んでいたものと、すっかり忘れていたものが一緒に届けられる現状に複雑な思いを抱いているのは私だけでしょうか・・・。
京都府、大阪府、兵庫県は5月21日に国の緊急事態宣言が解除されましたが、まだまだ予断を許さない状況です。皆さま、くれぐれもご自愛下さいますように!
粂 ゆかり