産業保健コラム

粂 ゆかり


所属:社会保険労務士 粂ゆかり事務所

専門分野:特定社会保険労務士・産業カウンセラー・キャリアコンサルタント

家族が新型コロナ罹患で私は濃厚接触者になりました・・・

2022年10月3日

 8月下旬の土曜日の深夜に、息子が発熱(37.5度)、同時に関節と喉の痛みを訴えました。いよいよ我が家にも新型コロナウィルスの到来です。私も含め家族全員が濃厚接触者になりました。とは言うものの、我が家は3人家族です。息子を部屋に隔離し、一夜明けてから、「かかりつけ医の発熱外来に電話を」と考えましたが生憎の日曜日で休診です。そこで思い出したのが、首都圏に住む親戚が発症した際に利用した「ネットで往診依頼ができる民間サービスシステム」です。親戚の場合も夜間に発症したため、ネットで往診を依頼したそうです。

 このサービスシステムでは、医師が往診の際にPCR等の検査を行い、確定診断から、かかりつけ薬局へ薬の依頼、そして保健所への連絡までを一元的に対応してくれるとのこと。早速、往診サービスを利用しようとサイトを確認すると、なんと我が家の地域は「往診対応エリア外」でした。「さてどうしたものか…」と途方に暮れながらパソコン画面を見直すと、対応エリア外でも利用できる「オンライン診療」なるものを発見!藁にも縋る思いでオンライン診療を申し込みました。

 オンライン診療では、通常往診の際に行うPCR等の検査ができず、新型コロナに罹患したかどうかの確定診断が出ないため、診察代や薬代等は自己負担となります。ただし、医療用抗原検査キットでの自主検査の結果は採用してくれるとのこと。幸い、我が家には念のためにと医療用抗原検査キットを買い置きしていたので、自主検査の「陽性反応」結果をデータで送信し、確定診断をもらうことができました。その後、予約申し込みの際に登録したかかりつけ薬局に薬を届けてもらい、おかげさまで息子は軽症のまま回復することができました。

 が、新型コロナウィルスの感染力を侮ってはいけません。息子が発症して3日後に、今度は主人が発熱(37.5度)したのです。本当に恐るべき感染力です。そして主人の場合も息子同様オンライン診療で対応していただき、事なきを得ました。

 さて、我が家で唯一感染を免れた私はと言いますと、まず息子の感染で『濃厚接触者』となり4日間の自宅待機となりました。加えて主人が感染し4日間の待機期間延長となり、感染者の2名と同じ程度の自宅待機を余儀なくされたのです。が、未だ感染は免れています。(これは『腸ほぐし』効果かもしれないと勝手に思っています。)

 これからも基本的な感染対策に努めつつ、引き続き免疫力を高める『腸活トレーニング』に励むつもりです。皆さまもどうぞご自愛くださいますように!

粂 ゆかり