産業保健コラム
金丸 京子
所属:金丸社会保険労務士・行政書士事務所
専門分野:特定社会保険労務士・産業カウンセラー・2級キャリアコンサルティング技能士
睡眠について最近感じたこと
2019年3月1日
中学生の頃、いつも眠くて、思いっきり心ゆくまでずーっと眠っていた
かったことを今でも覚えています。もっと眠りたい、、、私のささやかな
願いでした。
床についたら間をおかず、すぐに熟睡モードへ、は私の特技ともいえるも
のでした。
が、アラカン(around 60 age)の今、すぐに眠れなくなっている自分に
気がつきました。
ぐっすり眠るのにも体力がいるのではないかと感じています。
「年を重ねると睡眠時間が短くなるのよ」と両親から聞いていましたが、
そうであることを実感する日々です。
厚生労働省が平成26年3月に発表した
「健康づくりのための睡眠指針2014」は「睡眠12箇条」を掲げていますので、
ご紹介させていただきます。
1.良い睡眠で、からだもこころも健康に。
2.適度な運動、しっかり朝食、ねむりとめざめのメリハリを。
3.良い睡眠は、生活習慣病予防につながります。
4.睡眠による休養感は、こころの健康に重要です。
5.年齢や季節に応じて、ひるまの眠気で困らない程度の睡眠を。
6.良い睡眠のためには、環境づくりも重要です。
7.若年世代は夜更かし避けて、体内時計のリズムを保つ。
8.勤労世代の疲労回復・能率アップに、毎日十分な睡眠を。
9.熟年世代は朝晩メリハリ、ひるまに適度な運動で良い睡眠。
10.眠くなってから寝床に入り、起きる時刻は遅らせない。
11.いつもと違う睡眠には、要注意。
12.眠れない、その苦しみをかかえずに、専門家に相談を。
(厚生労働省 健康づくりのための睡眠指針2014より引用)
この「睡眠12箇条」を見ながら、生活習慣予防、美容や健康のためにも、
睡眠について改めて自分自身で振り返ってみました。少しでも良質な睡眠
が得られるよう、適度な運動を取り入れていきたいと思います。
金丸 京子